プレゼン最前線11月15日号
私が、不幸中の幸いと言えば不敬罪になりますが、コロナ禍の中で気づいたことや悟った事
新型コロナは「お前ら、自分らの問題を全然解決せえへんからオレが解決したるわ」と強制的に人間どもを解決へ導こうとしている。
- マスクが強制されて、自分も他の人も風邪をひかなくなった
- 強制する、専制国家が評価を得ている節がある
- 自粛する事を学んだ
- 持続可能な社会の実現の糸口を見つける
- 自己中が通らない社会
- 幸せは銭金だけじゃない
- 都市化より地方化が進むかも
- 狭い住環境、混雑する通勤に×
- 「高齢化社会」にやさしい自然環境
- 5G通信の開始は一極集中の意味を問う
- 大地震のリスクが取り沙汰される首都圏を脱出するチャンス
- 首都移転ではなく、機能分散
- ドイツでは、国家機関が首都に集中せずに地方都市に分散
- 国家機関も企業も分散する良い機会
- 自由はそれほど絶対的、普遍的なものではない。
- 自由は本当に大事なのか、それは何故か
- 本質を理解しないままにお題目のように唱える自由民主主義は??
- 環境問題、教育格差、進まない働き方改革
- 新型コロナによって、温暖化ガスの排出量は急減している
- 感染対策によって、オンライン授業が進んでいる
- リモートワークも進み、より効率的な働き方ができる
- 以前では考えられなかったスピードで、変革が着実に実行されつつ
新型コロナウイルスが私たちに突き付けているもの。それは、私たちが持続的な生活をするのに本当に必要なものは何なのかを見つける事ではないだろうか?
私の素直な疑問
- 社会で真の「不要不急」のものってなにがあるの?
- 本当に必要なのだろうか? 文化、スポーツ、娯楽、レジャー、
- テレビのプロ野球
- サッカー
- オリンピック
- 相撲
- 外食
- 毎日同じ時間に乗る満員電車
- 発言をしない会議の参加者を野放しにしている日本
- 宴会での無駄な食品の廃棄
- 宴会の残り物の使いまわしがなぜ悪い?(船場吉兆)
- チョットした期限切れの食品を使ってなぜ悪い?(赤福)
本物の時代が来た!それを分からせたのもコロナ禍と言えよう
- いかに自分のパフォーマンスを向上できるか
- レジリエンスを育てる絶好の機会と捉えるべき
- 一人ひとりが当事者意識を持つことで連携の幅は自然と広がる
- 感染拡大防止のために個人から集団、
- 集団から社会へと連携の幅を広げていく
- IT音痴の私も六十の手習いでZOOM(ズーム)を使い大学で100人超えのオンライン授業を行っている
- 大教室で質問がないか聞いてもほとんどないのが日本
- オンラインになったら手を上げる学生が増えた(手上げシグナル、チャット)
- 授業終了後も残って質問をしてくる。
- オンライン授業は意見を言いやすい環境を作る
- 日本人の発言力を高め「NOと言える日本人」を作る
- 教育現場に新たな風が吹いてきた
- 追い風で日本の教育への変化を期待したい
虫の息きの業界と世界のトレンド
・医療関連、観光、航空、鉄道などは虫の息
・業界ローカル化を推進できない基幹的な大企業
・ローカル化はグローバル化と反対の動きであるため企業が継続できなくなる
・可能性もある観光業界と農業、米ヒルトングループとアマゾン・ドット・コムなどとの「従業員シェア」異業種交流が重要になる
自分のスペースを守りながら他者と関わることが可能になった。煩わしいはずの「他」が消滅し「自」という自分の存在場が確保された。
私の結論:ネガティブな情報が飛び交うこのご時世にも、雨は必ず止むように、必ず青く晴れた日が来る。コロナは「私たちに人間であること」を教えてくれている。
JPA理事長の高野文夫の連載でした。
次回は12月15日です、またお会いしましょう!