YouTube動画「(6)自己開示の仕方5大ルール 5.プライベートなこと(例えば将来の夢、希望)を開示せよ。」 公開しました

自己紹介するとき、あるいは初対面の方とお会いするとき、
もしくは誰かと差し向かいで話しするとき、自分をオープンにすると、
相手も本音を話してくれたり、本心を明かしてくれる。
そうして、まずは自分について知ってもらうことで相手との距離を縮め、
お互いにより深く分かり合うために役立つのが「自己開示」です。

今回のテーマは「プライベートなことを開示せよ」です。

「開示」とは、自分の考えや意見などを明らかにすること。
では、自分のプライベートなことといわれて、みなさん何が思い浮かびますか。
仕事や年収、誕生日。住所や電話番号、メールアドレス。
そんな悪用されかねない個人情報までそっくり開示しよう、というわけではありません。

自己開示は、相手と共感の架け橋を築くのが目的なのですから、
相手が興味関心を持ってくれたり、共通項がありそうな話題を選んで話すべきです。
そして、他人の誹謗中種に繋がることは、全くいうべきではありません。

たとえば、自分が趣味でやっていることや、好きなスポーツについて、
夢や実現したいことを語ってみるのはおすすめです。

私の場合でしたら、趣味はサイクリングです。自転車であちこち走って、その季節、そこでしか見られない風景を写真や動画に収めることに楽しさを感じています。きのう走った川沿いのサイクリングロードでは黄色い菜の花が土手一面を覆って咲き誇っていました。春の訪れを感じましたよ、というふうに。そうすると、相手からどちらに行かれたんですか?と質問されたりして、会話が広がるでしょう。

中には、いやいや、自分がやっている趣味は人様に自慢できるようなものじゃないんだよ、
という方もいるかもしれません。
下手な趣味でもいいんです。かえってそういう話題ほど親近感をよびます。

もちろん、人に知られたくない趣味は話さなくても構いません。

さいごに自己開示のレベルについてまとめておきましょう。
こちらの表で1はもっとも話題として適切かつ取り上げやすいもの。
2,3,4に行くにしたがって、プライベートの度合いが深まっていきます。

1. 自分の趣味嗜好、自身の実現したいこと、将来の夢、希望。
これはさきほどお伝えしたとおりです。

2.自分が過去に遭遇した困難、なかなか克服できないような困難
話のテーマによっては、自分がどんな状況でどんな困難に見舞われたのか、それに対してどう立ち向かったのかを伝えるのは効果的です。

3.自分の欠点・弱点 でもあまりひどくないもの
100人いたら少なくとも10人くらいはあてはまりそうな程度の、一般的な欠点や弱点にとどめるのがおすすめです。ひどい内容はその後のコミュニケーションに差し障る恐れがあります。

4.自分の欠点・弱点 かなり否定的なもの
他人が受け止められないくらい重すぎる内容は避けるべきで、聞かれても開示してはなりません。

                                         (植木)

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