「高野文夫の人間力大学」2025年9月1日号

『高野文夫の人間力大学』

JPAホームページの理事長の常設コーナー

(2025年9月1日号)

私は毎月2冊のペースで本を出版しています。9月1日号としてNo.231&232冊目の本が出版されました。紙の本と電子本で出しましたが、ご興味をお持ちの方は

紙の本は、値段が1,300円もして恐縮ですので、300円の電子本でお読みくだされば幸いです。

整理番号231冊目の本

憲法改正か、国家崩壊か

 議論を避ければ、やがて戦争に巻き込まれる! ペーパーバック – 2025/8/22高野文夫 (著)

日本人は、「平和ボケ蛙」をやっているとウクライナの二の舞になるぞ!

日本には「非武装中立こそが平和への道」だと信じている方々がいます。しかし、本当にそれで平和が守れるのでしょうか?

 中国、ロシア、北朝鮮という“核を持った猛獣”に囲まれ、しかもアメリカの 傘に頼るだけの現状。私たちは、まるでサファリに取り残された鹿のような存在です。 

歴史を見れば、国も人も、飢えれば獣と化します。 

日本もかつて、沖縄で過酷な支配を行いました。島津藩の「ノコギリ引き刑」は見せしめそのものでした。 

いまの中国共産党や北朝鮮が、同じことをしない保証はどこにあるのでしょう? 拉致、ミサイル、恫喝。日本はもう、攻撃されているのです。 

だからこそ、私はこう提案します。 

日本は「先制攻撃は放棄」する。しかし、徹底して守る軍事力は持つべきです。

そのための新・憲法9条。「軍は持つ、しかし絶対に先制攻撃はしない、防衛専用に限る」 この明文化が、真の戦争放棄ではないでしょうか? 

いま必要なのは、感情論ではなく、冷静な国家戦略です。 

急がず、バイアスから離れ、国民全員で議論することこそが未来への道だと思います。耳の痛い話かもしれません。

でも、あなたやあなたの家族が「明日も平和に暮らせるか」を考える大切なテーマです。 

日本は今、中国・北朝鮮・ロシアという“核を持った猛獣”たちに囲まれた サファリパークのような場所にいます。

果たして、丸腰のままで、この中を生き残れるのでしょうか?

「人間の本質」「歴史の教訓」「地政学上の現実」から見た 日本の“生き残り戦略”を冷静に語りあう時期です。

核の包囲網の中にいる日本は今後どうしたら良いのでしょう。 

日米安保でアメリカの核の(リース下)にある内は良いのですが、大統領が安保を破棄するとか、核の傘下で守ってあげる値段を釣り上げてくることは必至です。 

これには異論続出でしょうが、日本は力は世界一と言われる22隻にも及ぶ優秀な潜水艦を持っているのだからそれらの何隻かを核武装し、

やられたら徹底的にやりかえす核武装の装備が必要でしょう。 

もちろん核武装すれば、一番関係が難しくなるのはアメリカとの外交でしょう。軍事的にもアメリカと対等になるのですから。 

しかし日本は、絶対こちらからは先制で手を出さないという、軍は持つが先には絶対手を出さないという「専守防衛のみに使う」というタガを「憲法9条の改正」で加えるべきです。 

この7月に出版した私の230冊目の本です。

次回は2025年10月1日号でお会いしましょう。

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