プレゼン最前線9月15日号

2020年9月15日                                          

NPO 日本プレゼンテーション協会理事長  高 野 文夫

 ZOOMナレッジファシリテーションを身に着けよう

ナレッジファシリテーションとは?

 各人の相違を認めた上で、迅速に合意を形成し、皆の「納得感」の基に課題解決に向かわせるのがファシリテーターの役目です。そしてその手法が「ナレッジファシリテーション」です。それを遠隔で行うのがZOOMナレッジファシリテーションです。

 会議の目的は、「だれが・何を・いつまでにやるか」を決めてお互いの肚に落とすことです。

 もうじき更に革新的なIT技術の導入、簡単な単純労働はすべてロボットにやってもらう、そして今の100倍以上のスピードと容量で情報が飛び交う5Gの時代に入ります。5Gとは今の第4世代携帯電話4Gに次ぐ次世代の移動体通信方式の事です。

 今やその様な情報革命の中で、過去の延長線上には未来を思い描けない時代に入っています。そしてその様な時代の趨勢にマッチした会議の在り方が求められています。

 従来からの発想の大きな転換が求められている時代にはそれに見合った会議の在り方が求められているのです。

 職場の長や上司の顔色をうかがって、上司の言おうとしているところに結論を落とそうと気を使っている古い体質の会議をやっているような組織はもはや生き残れません。

 そしてこれからの会議では発想のイノベーションを起こすための仕掛けが必要なのです。その仕掛けこそがこのナレッジファシリテーションというこの新しい会議術です。

 自由闊達にアイデアを出し合い、異なる意見をぶつけ合い、今まで考えも及ばなかった行動につなげてゆく・・そんな会議を行うのです。

 厳しい競争社会の中で、企業や組織を成功に導くためにはスピード感のある効率性の高い会議をやることです。しかも何を言っても許される「安全な場」の確保がなされていなければなりません。

 会議のやり方とその体質が変われば会社は間違いなく変わります。会社か変わる、すなわち「風土改革」や「働き方改革」ができるのです。

 人間行動学に裏図けられた哲学を持った会議手法それがナレッジファシリテーションなのです。そしてそれを遠隔で行うのが、「ZOOMナレッジファシリテーション」なのです。

 さあ、このマニュアルでその手法を身に着けて下さい。その手法をマスターすることで貴方は、会社は元より諸々の組織の中で他の人達に大きな影響力を与える事ができるでしょう。

 勿論、遠からず重要なポストが与えられ、企業内では誰よりも素早く出世してゆくでしょう。

         この続きは2020年10月15日号になります。 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です