いずれも自作で図面を引いて、端材がDIYで見事に生まれ変わる例です。
人からは、良くそんな木工技術があるね、と言われますが、実は誰にでもあるはずなのです。その初心は、中学校の技術家庭科の時間に学んでいるのです。皆さん昭和世代男子の方は技術の時間に、本立て、ちり取り、文鎮、などいろいろ作った経験がおありかと思います。その頃の楽しかった思い出がよみがえったのです。自分の中の眠っていた経験がよみがえったのです。この間、楽器も始め地元でバンドも始めています。主要5教科以外の科目が人生でなんと役立つことか。いまさらながら当時の小中学校の先生方に感謝の気持ちです。
さて、ちょっと待てよ、当協会と関係あるのか。そこで、ハタと気づいたのです。それはプレゼンテーションというのもこのDIYのようなものではないかと。その心は、①余った材料=つまり自分の頭の中にあるいろんな知識を、②自由に図面を引いて=つまりプレゼンの組み立てを考え、③見栄えよく制作する=つまり、聞いてもらう人に分かりやすく伝える。これです。DIY制作物は使ってもらう人に喜ばれて成功と言える。プレゼンも受講者に役に立ったと喜んでもらえて成功と言える。
コロナ自粛期間を有効利用して、いくつものDIY作品ができたと同時に、デッキで過ごす快適な空間ができ、家族団らんの時間が増え、リモートワークの場所にもなりました。更にプレゼンテーションの極意をその木工製作の中に見い出せたことは収穫でした。
皆さんも自分の中に眠っている才能が、こんな時に呼び起こされるかもしれません。そのヒントは、子どもの頃に夢中になったものの中に潜んでいるのかもしれません、、、。
定年後の才能開発は夢ではありません。
おしまい。
理事見聞録のコラム拝見しました。
写真も文章もきれいに収まっているのをスマホで確認いました。