「コロナ自粛のおかげで発掘できた眠れる才能」〜技術家庭から芽生えた自己表現DIY(プレゼン)の面白さ〜理事見聞録#005

理事 安威 誠

 皆さんお元気に過ごされていますか?

今年は、1月早々からの中国武漢で発生した新型コロナ感染症旋風に明け暮れました。毎日毎日コロナのニュースのない日はありませんでしたね。とはいえまだ進行形ではあります。GoTo○○キャンペーンなど前向きな経済活動もようやく始まりましたが、この10か月間の私生活の一端を披露いたします。

 多くの方は、強制的引きこもり生活。リモートワークなども活用され、自宅にいる時間がとても多くなったことでしょう。私もそのひとり。こんなに自宅にいる時間が多かったのは人生でも初めての経験でした。そこではマイナス面ばかりでなく、私にとって多くの実りある出来事が数々生まれました。その一つが、木工作品作り、いわゆるDIYです。Do It yourself,自分でなんでもする自力作業です。

 この間、傷んでいたウッドデッキのリフォームをしました。なんせ築20年モノでしたからあちこち傷んで足を踏み外さんばかりの状態でした。毎年春先にかけてデッキで過ごす時間も増えますが、今年はコロナ禍在宅の中、デッキで快適に過ごそうと考えたからです。すべてDIYでリフォーム計画を作りました。費用は安く済みますが私の体力も考えると半年ほどかかりそうなので、急遽3社ほど相みつを取り業者に頼むことにしました。結局前回依頼した気心知れた業者に頼みました。おかげで、設計も製作途中も一緒に関わることができました。その間、職人さんと仲良くなり、デザインも相談しながら、最新技術も教えてもらい、沢山の端材を入手することができました。

 ここからが私の創作欲が湧いてきました。余った材木を利用して、何を作ろうか。次々にアイデアが湧いてきます。そのアイデアを形にしていくプロセスの一端をお見せします。

 

   ①折り畳み式スクエアデスク    ②鉄パイプ取り外し式八角テーブル

   ③4人掛け縁台            ④エアコン室外機カバー

いずれも自作で図面を引いて、端材がDIYで見事に生まれ変わる例です。

人からは、良くそんな木工技術があるね、と言われますが、実は誰にでもあるはずなのです。その初心は、中学校の技術家庭科の時間に学んでいるのです。皆さん昭和世代男子の方は技術の時間に、本立て、ちり取り、文鎮、などいろいろ作った経験がおありかと思います。その頃の楽しかった思い出がよみがえったのです。自分の中の眠っていた経験がよみがえったのです。この間、楽器も始め地元でバンドも始めています。主要5教科以外の科目が人生でなんと役立つことか。いまさらながら当時の小中学校の先生方に感謝の気持ちです。

さて、ちょっと待てよ、当協会と関係あるのか。そこで、ハタと気づいたのです。それはプレゼンテーションというのもこのDIYのようなものではないかと。その心は、①余った材料=つまり自分の頭の中にあるいろんな知識を、②自由に図面を引いて=つまりプレゼンの組み立てを考え、③見栄えよく制作する=つまり、聞いてもらう人に分かりやすく伝える。これです。DIY制作物は使ってもらう人に喜ばれて成功と言える。プレゼンも受講者に役に立ったと喜んでもらえて成功と言える。

コロナ自粛期間を有効利用して、いくつものDIY作品ができたと同時に、デッキで過ごす快適な空間ができ、家族団らんの時間が増え、リモートワークの場所にもなりました。更にプレゼンテーションの極意をその木工製作の中に見い出せたことは収穫でした。

 皆さんも自分の中に眠っている才能が、こんな時に呼び起こされるかもしれません。そのヒントは、子どもの頃に夢中になったものの中に潜んでいるのかもしれません、、、。

定年後の才能開発は夢ではありません。

                              おしまい。

「コロナ自粛のおかげで発掘できた眠れる才能」〜技術家庭から芽生えた自己表現DIY(プレゼン)の面白さ〜理事見聞録#005” に対して1件のコメントがあります。

  1. ヤスイ より:

    理事見聞録のコラム拝見しました。
    写真も文章もきれいに収まっているのをスマホで確認いました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です