2020年12月16日 / 最終更新日時 : 2020年12月20日 高野文夫 JPAニュース JPA NEWS 12月15日号 リモートワーク時代の仕事の在り方 1、はじめに 今回の COVID-19(新型コロナウィルス)への対策で、 止むにやまれずZOOMやマイクロソフトのチームズを使っての リモートワークの導⼊を余儀なくされた⽅は多いと思います。 実際に皆さんの声を聞いてみると、まだ時間がたっていない ので100%正しい評価かどうか疑わしいですが・・、 実はポジティブな意見が意外と多いのです。 集中できて今までよりはかどった 通勤などの無駄な時間が無くなり⽣産性が上がった ⾃分で時間をマネジメントする意識が⾼くなった しかし声が届かないだけで、実際はうまく言っていない 例も多くあると思います。 例えば、住宅事情も大いに問題になるでしょう。 24時間顔をつけ合わしていては、いくら仲の良い夫婦でも ウンザリする日が来るに違いないのです。 そのような場合、お互いに一人になれる時間やプライベート な場を強制的にも作る工夫が必要でしょう。 2、リモートワークの難点 さて、リモートワークがうまくいかない理由は、 大きく分けて二つあると思います。 リモートで働くという働き方がうまくいってない場合と、 チームスピリッツつまり離れているが故のチームワークが うまくいっていない場合です。 この二つを混同して考えてしまうと、リモートワークは やっぱり難しい、顔を合わせて仕事をしないとダメだと いう間違った結論を導いてしまう可能性があります。 それによって、感染症の問題が終息した後も、 せっかく導⼊したリモートワークがそのメリットを享受 することなく、元のオフィス勤務に戻ってしまうのは 残念なことですよね。 コロナの問題勃発をチャンスととらえて、 働き⽅改⾰の観点から一気に改革を図るべきです。 3、今後の働き方はコロナ後も元には戻らない 実は、今回の感染症対策は、⼀時的に何とかしのいで、 いつか元に戻そうという類の問題ではなく、 今後の社会や組織のあり⽅を根本的に変えるものだと とらえるべきです。 なぜならば、このコロナ感染症は2年以上長引く可能性 が高く、その後も再び起こる可能性があるのです。 すでに確立されている遠隔システムを使った会議や セミナーのやり方、特にZOOMやTeamsを使ったやり方は、 会社のスタンダードのやり方になる可能性が高いのです。 それでは、2021年1月15日号にてお会いしましょう。 FacebooktwitterCopy コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 Δ