これを挽回して、日本の経済を再び活性化させるには、日本の教育を根本的に変えていかなければならない、ということが決断の理由の一つでしょう。
国としての考えだけでなく、個人の将来の職業としてもいかに成長分野への仕事に対応できるようになっておくかが差し迫った課題です。
今の小学生が大学を出る頃には、今ある職業の半分はなくなっているという予測があるからでもあります。
※日本の労働人口の 49%が人工知能やロボット等で代替可能に ~ 601 種の職業ごとに、コンピューター技術による代替確率を試算 ~野村総研
https://www.nri.com/-/media/Corporate/jp/Files/PDF/news/newsrelease/cc/2015/151202_1.pdf
従来型の教育を受けたまま就職すると将来ががとても不安になります。職種自体がなくなってしまう可能性もあるからです。逆に、新しい職種もたくさん創出されるので、新しい職に対応できる教育を受けておけば、仕事のチャンスは増えるわけです。その新しい職種の大半が、この「プログラミング学習」をベースにして学んでおかなければついていけないということなのです。基本的な考え方を「プログラミング学習」で教えておこうということなのです。今年から中学校でも、来年は高校でも始まります。
まとめると、
「プログラミング学習」とは、、、、
1.すべての教科にプログラミング的な考え方を取り入れて論理的思考を育む。
2.デジタル機器への理解や世の中のIT/AIの仕組みを理解、生きる力を育む
3.ひいては、プログラム開発可能な知識とスキルを身につけ日本の進化に寄与できる人材を育成する
これは、昭和世代の我々からすると全く新しい考え方、分野です。中には苦手だと思う方も大勢いるかもしれません。おじさんたち、おばさんたち、長生きするおじいさんやおばあさんも、楽しく生きていくためには、「ついていけない」なんて言わないで、今一度学び直してはいかがでしょうか、、、。
※私がやっている「プログラミング学習」のための教室の一コマをお見せします。
安威さん
お元気で何よりです。
子供たちにとても良い教育を行っていますね。
感心しました。 高野文夫