雑穀の日に思うこと
理事見聞録#021

副理事長 東出和矩

3月9日は雑穀の日だそうです。この日に発売される新商品に雑穀を使って欲しいと考えた日本雑穀協会が制定したとのことです。雑穀の美味しさや高い栄養価、作物資源としての重要性の啓発活動に位置づけられています。

もちあわ、黒米、黒豆(大豆)、アマランサス、発芽玄米、キヌア、高きび、小豆、黒ごま、白ごま、もちきび、大麦、赤米、ひえ、はと麦、とうもろこし。

代表的なものを書き出してみました。

色々ありますね、色々混じり合ってますね。どこにでもありそうな今の時代の組織みたいですね。

男女、年齢、国籍、専門分野、出身、コミュニケーション能力・・・とてもダイバーシティしています。むかしながらの全員白米みたいな組織をもう期待はできません。雑穀組織が当たり前の時代です。このような時代に必要不可欠なスキルにプレゼンテーションあると思います。

雑穀一つ一つ、例えば“もちあわご飯”、“黒豆ごはん”・・・それぞれだけのご飯と、“雑穀ご飯”、比べてみるとどうでしょうか、雑穀ご飯の方がなんとなく強そうに思えませんか。

組織運営においても、同様だと考えます。雑穀のもつパワーを集めてチームとして大きな力に纏めるためにプレゼンテーションスキルが不可欠だと考えています。

プレゼンテーションでチームの力を結集するにはプレゼンスキルを全開にします。

プレゼンテーションスキルを、①言葉とロジック、②ビジュアル、③手振り・身振り・目線・声に分けて考えます。

言葉とロジックについて、プレゼンスキルのインパクトのあるタイトルの付け方、人をひきこむ言葉選び、わかりやすいロジック、論理展開があります。

ビジュアルについて、“百聞は一見にしかず”という言葉あります。100回話を聞くよりも一度見た方が早い。何をどのように配置するか、言葉と絵のバランスは、プレゼン時間とどれくらいのページ数にするのかなどがあります。

身振り・手振り・目線・声について、プレゼンをする人はまず、プレゼンされる人の関心を集めないといけませんので、工夫が必要です。身振り・手振り・目線でこれを実現します。大切なところを伝えるための身振り手振り目線はもちろん違います。

自身の考えることをダイバーシティな組織の人たちに誤解なくポイントを素早く伝えるためには、この3要素が不可欠です。今はビデオやW E B会議の録画機能を活用すればプレゼンは時間と地理的条件を超えて伝えることができるようになってきました。

このプレゼンスキルを上げることが自身の仕事の質を上げることにつながると思います。

ぜひ皆さんと一緒にプレゼンスキルを磨いてゆきたいものです。

今日は雑穀の日です、その写真を見ていて、何か現代の組織模様に似ていると感じました。皆様はいかがでしょうか。

以上

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