JPAニュース2023年1月15日号

NPO日本プレゼンテーション協会理事長 高野文夫

新刊;コミュニケーション365シリーズ第8弾

「ZOOM会議の12怪人の対策」

Kindle版300円 著者 高野文夫

もうじき出版になります当本のご紹介をします。

困った人はどこにもいるものです。

 では、その困った人達の性格や行動様式を変えさせることが出来るでしょうか? 

 性格は無理です。そして、人の行動様式は変えられないものと思ったほうが良いでしょう。

 会議やプロジェクトでの困った人達のさばき方のスキルにも型があります。

 先ずは、そのさばき方の基本型を身につけるのです。

  ふだんの生活の中で、上手い応用技を見つけたなら、臆せず取り入れ自分流の形を創り上げることです。

  基本的には、ファシリテーターは会議を上手くナビゲートすれば良いのであって教育者でもセラピストでもありません。

  もちろん、周りに良い影響を与えられる指導者でありかつ人格者であることが大切な要件になります。

  会議室での困った人たちのさばき方には色々ありますが、必ずしも旨く行くとは限りません。

  代表的な問題児の対処法をご紹介しました。これは私自身の長年の経験から得た知恵であり、

 必ずしも万人に当てはまるものではないと思います。あくまでも、皆様の対処法の参考の一助にお留め置き頂きたいのです。

 そして最後に教訓を・・・、

 ここにお話ししてきた12種類の怪人を、はたして他人事だと思ってよいのでしょうか?

  実は、会議室で『毛虫』を演じている人も『蝶』を演じる人も紙一重のような気がするのです。

 この『怪人』は貴方の心の中にも潜んでいませんか?

 私は自分がファシリテーター育成のトレ-ナーでありながら、会議のメンバー側にまわるととたんに

『毛虫』を演じてしまう事がありギョッとします。

 大いに反省しなければならないと思うのです。だから『自分が怪人にならない為の12か条』としてとらえてみる必要があるのです。

 何かで読んだ次のような話を想い出します。

  二匹の毛虫が葉っぱの上で話をしていた。

 突然大きな音がバタバタとしたと思うと、実に美しきモンシロチョウが彼らの上空を華麗に詠うように飛んでいる。

  一匹の毛虫がもう一方の相棒につぶやいた。

 『あいつらはなんて格好いいんだ。俺たちもあんなマネができたらナー』

 教訓⇒貴方が蝶になるためには、毛虫であることを悟らなければならない。

  一寸した気づきだ。12の殻を破って脱皮する事です。

 バイリンガルユーチューブ

❶日本語   

(3701)会議室の12怪人は今日でお終いで  す、12人のキャストが最後の御挨拶をします。 – YouTube

❷英語        

(3702)The final greeting by 12 cast as meeting monsters. – YouTube

 この続きは2023年2月15日号お会いしましょう。

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