2023年5月14日 / 最終更新日時 : 2023年5月14日 高野文夫 お知らせ JPAニュース2023年5月15日号 NPO日本プレゼンテーション協会理事長 高野文夫 整理番号159冊目の本 「こころ」をつかんで稼げ!: ロジックを超えた共感・感性力勝負! | 高野文夫 |本 | 通販 | Amazon 第二章 から抜粋しました。 その② 多くの問題がコミュニケーションに行きつく 現代の最先端の企業は十分にファシリテーションの必要性を理解しており、企業の人材から最高度の能力を引き出そうと、さまざまな工夫をしています。 もう、これまでの組織に見られた高圧的なトップダウンで精神主義では立ちゆかないことを、多くの企業幹部は熟知しています。 現代人は民主主義の中で生まれ、育っていますので怒鳴れば動くという時代ではありません。 そして企業には人の問題がつきものです。そして多くの問題が、コミュニケーションの障害に行き着きます。 あなたの会社はコミュニケーションがうまくいっていますか? 言いたいことが言える雰囲気ですか? 専制君主はいませんか? 上司にそうした人物がいると、部下の士気は致命的に低下し、会社そのものが複雑骨折したように生産力が低下するものです。 そしてトラブルがあるとすべて責任を部下におしつけ、自分は一切知らぬ顔を決め込む幹部たち。 このような人種が蔓延した企業には未来はありません。 経験がある方はおわかりだと思いますが、こうした問題に社員が気がついても、それを内部の力だけで解決するのは大変難しいものです。 企業内部の構造的な問題解決のためには、そのためのしっかりしたプログラムが必要です。 ときには社内クーデターなどという荒っぽい方法もやむをえないかもしれませんが、できるだけ過激な方法を避け、 皆が八方円満に笑って問題解決できるように尽力するのが、私達が30年以上も提唱してきたファシリテーションの役目なのです。 このつづきは、次回6月15日号でお話いたします。 FacebooktwitterCopy コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 Δ