JPAニュース2025年1月15日号

JPAことNPO日本プレゼンテーション協会 理事長高野文夫

 今月のJPAニュースでは、「GHQが考えた日本占領政策、いわゆる(3R・5D・3S)』についてです。

 このことは、日本人で知っている人はほんとに少ないと思います。近頃ユーチューブで語る人が何人か出てきて、やっと一般市民が知るようになりました。

 もちろん私も何度かユーチューブで発信してきました。

 さて、約80年前に作られ施行されてきたGHQの占領政策と日本武道についてお話しましょう。

 日本が大東亜戦争(戦後は“太平洋戦争”の名で教育されてきましたが)に敗れて、戦勝国アメリカGHQの政策によって、

 日本の伝統古流武術は無論のこと、柔道、空手、剣道など、スポーツ武道に至るまで、全面的に厳しく禁止された時期がありました。

 GHQとは、ご存知の通り、General Head-quarters、連合国総司令部のことであり、ポツダム宣言では「連合国占領軍」と表現されています。

 そのGHQが考えた日本占領政策は、いわゆる「3R・5D・3S」というものでした。

 その内容は以下のような、『愚民政策』と呼ぶべき、怖ろしいものでした。

 

<3R>
 Revenge(白人にタテ突いた国、日本への復讐と報復を行う)

 Reform(日本をアメリカにとって都合の良い国となるように改造する)

 Revive(日本をアメリカの属国として復活させる)

<5D>
Disarmament(武装を解除させる)
Demilitalization(非軍国化にする)
Decentralization(財閥を解体する)
Democracy(民主化を進める)
Deindstrialization(非工業化を行う)

<3S>
 Sports(日本武道を禁止し、西洋のスポーツを奨励する)

 Sex(性を開放し、淫らな風潮を促進して日本国民の精神を堕落させる)

  Screen(凡俗なTV番組や映画を横行させ、アメリカ映画を娯楽産業として振興する)

 果たしてこれを知る日本人は現代にどれほど存在するのでしょうか。

 日本の戦後が、このようにして造られてきたのだと思うと、愕然とします。

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 戦争末期の東京大空襲の際、お母さんの生まれた田舎伊豆大島に疎開したまま、大島の土になったお父さんは・・・、

 息子たち四人を囲炉裏の周りに集めては、焼酎を呑みながらこう語ったものです。

 『お前ら良く聞け!これから日本人の男という男は、片っ端アメリカさんに金○まを抜かれるからな!』

 それを女性に植え付けるとは言いませんでしたが・・、「3R・5D・3S」政策があったと言う事を改めてしり・・、

 親父の言っていたことはまんざら嘘ではなかったなって思うのですよ。

 戦後80年、そろそろ日本人は日本人としての気概と品性を取り戻したいものです。

次回は2025年2月15日号でお会いしましょう。

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