プレゼン最前線2025年3月15日号
NPO日本プレゼンテーション協会理事長高野
今月のプレゼン最前線では、人文夫生の生き方を漫画や宗教や『中村天風先生』に学ぶというテーマにします。
皆さんは漫画や宗教から人生の生き方を学んだ!なんて言ってる私を馬鹿じゃないかって思われるかも知れません。
でも、私は『巨人の星』『明日のジョー』『空手馬鹿一代』などの漫画からどんなに人生を教えて頂いたか計り知れないのです。
以下は中村天風先生のことをお話しています。
中村天風先生、は実在の人物で,心身を活性化することで難病を克服できるし、人生の苦難もすべて克服できると実体験で悟って、世の人々を苦難から救っています。
中村天風(1876-1968)は、実在の哲学者・思想家であり、心身統一の哲学を広めた人物です。
彼の教えは、自己の「心」と「身体」を調和させ、積極的な心を持つことで病や人生の困難を乗り越えられるというものです。
なぜ中村天風が病気や人生の苦難を克服できたのか?
1. 「心の持ち方」が健康や運命を左右する 中村天風先生は、インドでヨギ・カリアッパ師に師事し、「積極思考」の大切さを学びました。
彼は、心の在り方(ポジティブな意識)が身体の健康や運命そのものを左右すると悟り、自ら実践しました。
現代科学でも、ストレスやネガティブな感情が免疫力を低下させることが分かっています。
逆に、前向きな気持ちはホルモンバランスを整え、回復力を高めるのです。
2. 自己暗示と潜在意識の活用 彼は「言葉」や「思考」が潜在意識に影響を与え、現実に影響を及ぼすと考えました。
例えば、「自分は治る」と確信し続けることで、潜在意識がそれに適応し、身体の回復を促すという考えです。
これは、現代でも「プラセボ効果」として知られ、実際に医学的にも証明されています。
3. 呼吸法と瞑想による生命エネルギーの活性化 インドで修行した際に、彼は「心身統一法」という独自の修行を確立しました。

特に、呼吸法(腹式呼吸)と瞑想を通じて、生命エネルギー(気やプラーナ)を高めることができると説きました。
ヨガや東洋医学でも、正しい呼吸が自律神経を整え、身体の回復力を高めることが知られています。
4. 積極思考(ポジティブ・シンキング)の実践で彼は「人間は苦悩を乗り越える力を持っている」と確信し、その力を引き出すために積極的な思考を推奨しました。
これは単なる楽観主義ではなく、「困難な状況でも、それを乗り越える意思を持つことが現実を変える」という哲学でした。
現代でも、ポジティブ心理学の分野では、前向きな思考が脳の働きを改善し、人生を良い方向へ導くことが証明されています。
中村天風先生からの影響を受けて大成功した方々の代表が以下の人です。



次回は2025年4月15日号でお会いしましょう。
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