プレゼン最前線2023年9月15日号

プレゼン最前線2023年9月15日号

NPO日本プレゼンテーション協会理事長 高野文夫

ChatGPTはナレッジマネージメントの最高のツールになり得る。

私は30年以上、ナレッジマネジメントの普及と、 企業などの組織体に使い方のコンサルをやって きました。 

ナレッジマネージメントとは、最高の上手なやり方を見つけ、それをご自身の血肉化して利用する事です。 

このナレッジマネージメントの普及でどれだけの人が向上し、生産性を上げたかですが、 どうも腑に落ちない点があるのです。 

確かに、出来る人はもっと優秀になりましたが、 出来ない人は何時になっても出来ない儘なんですよね。 

ところが、どんなに優秀なITツールが開発されても、 

・20%の出来る人 

・20%の教えようのない落ちこぼれ。  

・60%のフォロワーで、いやいやながらしょうがないからやる人。  

 この構図は何時になっても変わらないでしょう。 

ChatGPTは、ナレッジ・マネージメントに使える 便利なツールだと思います。 

テータや情報集めに持って来いのツールなんです。 

しかし、いくらデータや情報や知識(ナレッジ)が 集まっていても、それを知恵にして有効利用出来なければ、何にもならないのです。 

 ナレッジ(知識)を、有効利用してお金や価値に変えられる、 すなわち真の知恵者は0.5%も世にはいないでしょう。 

ChatGPTは、 

・20%の出来る人☛もともっと出来る人に! 

・20%の教えようのない落ちこぼれ。☛落ちこぼれのまま! 

・60%のフォロワーで、いやいやながらしょうがないからやる人。

この様な現状の中で・・、

☛ChatGPTなんかを使えば、簡単に情報が取れるし、レポートも苦労しないで書けるようになるから、

思考能力を鍛えられないので、もっともっと能力が低下し・・、知恵を出せないダメ人間を増やす事になるでしょう。 

すなわち、ChatGPTの普及で、5%の超&超優秀 な人と95%のダメ人間を増産することになるでしょう。 

何時の時代も80%はダメ人間なんです。

そして近い将来 世の中は、5%の思考人間と95%のダメ人間に二極化して行くだろう。

2023年9月に出版された私の184冊目の本です。

次回は2023年10月号でお会い

しましょう。

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