プレゼン最前線2024年3月15日号

プレゼン最前線2024年3月15日号

NPO日本プレゼンテーション協会理事長 高野文夫

ZOOMファシリテーター

基本心得をこれ一冊でマスターできる。

下記添付は、私がこの2月に出版した本です。

ZOOMファシリテーター: 基本心得これ一冊でマスターできる! Kindle

高野文夫 (著)  形式: Kindle

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カレンダー 自動的に生成された説明

ZOOMの12のメリット

①受講者同士の学び合いが促進される

チャット機能を活用することにより、他の受講者の意見や理解を得ることが容易にできます。また、ロールプレイなどを実施することで、講師や多くの受講者からフィードバックを得ることが出来る為、学びを高めることができます。

②受講者の理解度や意見の「見える化」が可能になる

受講生が理解度・質問・疑問などをチャットに書き込むことによって、簡単かつ素早く見える化できます。それにより、

受講生同士の学びの共有も行いやすい。また、ディスカッションの内容をとりまとめたパワーポイントやホワイトボードの内容も、デジタルとして保存することで、受講者へデータ配布することも容易になります。

③IT技術の活用で「平等観」や「場の安心感」が確保される

リアルの場では遠慮しがちな受講者も、意見が言いやすいので、声の大きい人に遠慮する必要もない。チャットを使いアウトプットの機会が全員に平等に与えられる。

④チームビルディングができる

なかなか顔を合わせる機会が持てない遠距離の受講者同士が、すぐに顔を合わせて交流することができます。

昼休み、時によっては終了後のオンライン飲み会等、ネットワーキングの時間を作ることも有効です。

その際、普段あまり顔を合わさない受講者同士のブレイクアウトルーム(班に分かれた活動)を利用するのもよいだろう。

⑤交通費や宿泊費削減になる

全国に受講者が散らばる場合でも、リモート研修ならスケジュール調整や交通費や宿泊費等の負担が発生しません。

⑥書くことへの抵抗感がなくなる

リアル研修では、ポストイットやフリップチャートなどに書き込む際に、「字が下手」「漢字が分からない」等の障壁を感じる人がいますが、

字の上手い下手にこだわらないというルールを定めておけば、リモートでは気にならず、「書くこと」に対する心理的バリアが低くなります。

⑦受講生全員に目が届く

研修中、カメラがオンになっていれば、講師や事務局が受講生の表情をクリアに観察することができ、リアル研修より受講者の非言語メッセージを得やすくなります。

⑧受講生の緊張をほぐせる

カメラをオンにしたり、受講者に対して適切なタイミングでチャットへの書き込みをリクエストしたりすることで、受講者の集中を継続することができます。

「いつチャットへの書き込みを指示されるかわからない」という緊張感が、講師の話をしっかりと聴くことにつながります。

⑨ロールプレイも可能

ロールプレイする際には、全員に見られていることによる緊張感を維持するとともに、カメラに自分の様子が映し出されるので、客観的視点を持ちながらロールプレイを行うことができます。

⑩ブレイクアウトという班活動ができる

ブレイクアウトという機能を使えばグループワークやグループディスカッションを行う事ができます。正に班ごとに分かれたワークを集合研修と同じように行えるのです。

⑪より集中できる

リモート研修自体は短時間で行うことができます。また、「研修は終日やらなければ」といった従来のスケジュールに固執する必要がないのです。

⑫スケジューリングが簡単

研修会場や部屋を予約する必要がないため、リアル研修の様に会場ありきでスケジューリングする必要性がなく、日程設定が容易になります。

また、半日×2セッションなど、研修を分けて設定することも可能です。以上、最近急速に増えているリモート研修(ZOOM)のメリットをまとめてみました。

次回は2024年4月15日号でお会いしましょう。

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