2024年4月14日 / 最終更新日時 : 2024年4月14日 高野文夫 お知らせ プレゼン最前線2024年4月15日号 プレゼン最前線2024年4月15日号 NPO日本プレゼンテーション協会理事長 高野文夫 忖度力 相手の心情を汲み取る愛及び人間力! 下記添付は、私がこの4月に出版した本です。 Paperback – April 11, 2024 by 高野文夫 (著) Amazon.co.jp: 忖度力: 相手の心情を汲み取る愛及び人間力 : 高野文夫: Japanese Books 1 忖度とは 忖度は、他人の立場や考えを理解し、適切に対応するためのコミュニケーションスキルの一部として捉えられることがあります。 「忖度」は「おべっか」とは異なります。 「おべっか」とは、相手に対して偽りやお世辞を言って取り入ることを指します。 これに対して、「忖度」は、相手の立場や気持ちを推しはかり、その人に合った適切な行動を取ることを指します。 つまり、「忖度」は相手を思いやる行動や思考の過程を指し、その際には必ずしもお世辞や偽りが含まれるわけではありません。 ただし、特定の状況や文脈において、忖度を行う際にお世辞や偽りが含まれることもあるかもしれません。 しかし、忖度そのものがお世辞や偽りを指す言葉ではなく、むしろ相手の立場や気持ちを真摯に考慮することを指す言葉として理解されるべきです。 忖度」という言葉が「おべっか」や汚いやり方を指すようになった歴史的な原因 これは主に日本の社会や政治文化に関連しています。 日本では、歴史的に上下関係や集団主義が強く根付いており、個人の意見や感情を抑制し、集団の調和を重視する傾向があります。 この文化的背景から、上司や権力者に対して敬意を払い、その意向に沿った行動を取ることが重要視されてきました。 しかし、このような文化が行き過ぎると、忖度が本来の意味から逸脱し、おべっかや偽り、不正な手段を使って上司や権力者に取り入ることを指すようになりました。 特に、政治やビジネスの世界において、忖度が利益誘導や不正行為に結びつくことが問題視されるようになりました。 このような背景から、「忖度」という言葉が、本来の意味から逸脱して、おべっかや汚い手段を指す言葉として使われるようになったと考えられます。 次回は2024年5月15日号でお会いしましょう。 FacebooktwitterCopy コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 Δ