JPAニュース2025年12月15日号
JPAニュース2025年12月15日号
NPO日本プレゼンテーション協会理事長高野文夫
私は毎月2冊のペースで本を出版しています。11月にはNo.237&238冊目の本が出版されました。
紙の本と電子本で出しましたが、ご興味をお持ちの方は紙の本は、値段が2,300円もして恐縮ですので、300円の電子本でお読みくだされば幸いです。

整理番号238冊目の本
ChatGPTを最大限利用して成功キャリアを築く!: 新人から一流プロ迄の成長戦略マニュアル Kindle版
高野文夫 (著) 形式: Kindle版https://www.amazon.co.jp/dp/B0G4FCTGVN/ref=tmm_kin_swatch_0
整理番号237冊目の本
ChatGPTを最大限利用して成功キャリアを築く!: 新人から一流プロ迄の成長戦略マニュアル ペーパーバック –
2025/11/26高野文夫 (著)
ChatGPTを最大限利用して成功キャリアを築く!: 新人Amazon
ChatGPTの出現で世の中は「思考停止の頭でっかちの馬鹿」だらけになるとも言われています。
確かにChatGPTは便利ですが、あまりにも安易に高度な知識や知恵が与えられるので自分の頭で考える能力が養われなくなり、世の中には知ったかぶりの行動音痴な人が続出してくる心配が否めません。
なぜならば、上手に質問すれば、あたかも博士号を持った人でなければ思いつかないレベルの知識までいとも簡単に入手できるのです。
一方、今までは「知っていること」が価値でしたが、これからは「どんな問いを立てられるか」「どれだけ本質に迫れる質問ができるか」が、知恵へのアクセスの鍵になります。
特にマーケティングや営業の分野では、例えばハーバード大学のMBA取得者らに頼らなければ出てこないレベルの高品質の回答をいとも簡単に得られるのです。
ビジネスマンはもとより世の中の一般人は、自分の頭を使って考えなくてもよくなったのです。
ということは、世の中の95%以上の人達は馬鹿でもよい、一部のハイクラスのマネージャークラスが、頭をひねって考えればよくなったのです。
それでは、世の中はバカだらけになってしまうという事ではないだろうか?
一方、見方を変えれば、ChatGPTから得られる「ハーバードのMBA取得者レベルの戦略マンが描いたマーケティング戦略」も、
それを実行に移せるかどうか、状況に応じて判断・調整できるかどうかは結局、人の「思考力」「行動力」「現場感覚」にかかってくるという事です。
すなわち、ここが“本物と知ったかぶり”の分かれ道なのですが、AIを使いこなす人と、ただ「答えをコピペ」するだけの人との知的格差はますます広がるのです。
だからこそ、これからは:
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良い質問を立てられる力(問いの力)
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得た情報を咀嚼して、自分の現場に応用できる力(思考力)
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試行錯誤しながら実行する力(行動力)
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この三位一体が、以前にも増して大事になると思います。
次回は2026年1月15日号でお会いしましょう。
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