プレゼン最前線2026年1月15日号

プレゼン最前線2026年1月15日号

NPO日本プレゼンテーション協会理事長高野文夫

 私は毎月2冊のペースで本を出版しています。昨年12月にはNo.239&240冊目の本が出版されました。

 紙の本と電子本で出しましたが、ご興味をお持ちの方は紙の本は、値段が1,200円もして恐縮ですので、300円の電子本でお読みくだされば幸いです。

  整理番号240冊目の本

世界一の癌大国にしている! 電子本 –025/12/24

高野 文夫 (著) 銭に狂った医療界: 『食品・医療・テレビ利権』が世界一の癌大国にしいる! | 高野 文夫 |本 | 通販 | Amazon 電子本

 当本の書き出しの文章です。

 資本主義経済では、企業は利潤追求第一で活動します。しかしもう限界に来ています。

マルクスは150年前に警鐘を鳴らしましたが、マルキスト達が

私欲と権力に走ったために共産主義は衰退し、資本主義の天下となりました。

ソ連は共産主義国としては崩壊し、中国だって共産主義の皮をかぶった国家資本主義です。

私は医療業界でMRとして働いて驚きました。
働いた外資系の世界のトップ企業H社では200床以下は病院と
みなすな!切り捨てよと言われました。

訪問すると怒られ、マイナス評価をされました。

因みにMRの営業活動報告の集計は、外注先でロボットが集計し

評価も自動ロボットが行っていましたから、ごまかしがきかなかったのです。

中小病院への訪問は、経費効率を考えると会社への反逆行為であると言われ、日報には一切訪問記を書けませんでした。

会社の方針として小病院は訪問しても車代や時間の無駄で、大病院のみに集中して訪問せよ!そして効率よく大病院のみに薬を売りまくれ!と言われたのです。

出来れば癌の末期の患者をさがせ!
どうせ死ぬから(死人に口なしだから)使った薬の費用はすべて回収できる、

医者にいくらでも薬を使わせろ!と上司から号令がかかりました。それが現実でした。

MRの役目は、副作用情報などを正しく医者に伝えて患者に誤診療で迷惑をかけないというのが本来の務めでした。

ところが利潤追求第一ですから、私の育った伊豆大島の診療所なんかには間違ってもMRは訪ねて来ません。

私は気の毒だからと、日報に書かず中小病院も内緒で訪問したものです。

するとお医者さんが気の毒がって、却ってお客さんである
ドクターに感謝されたものです。

そのようなおかしな傾向は今でも本質的には何も変わっていないようです。

私は今は2か月に一回病院に訪問してドクターとお話をする機会を作っていますが、私がかつて働いていた会社の名前を挙げて、それとなく尋ねることにしています。

いやー、私らの病院には天下の○○会社のMRさんは来てくれませんよ!って答えられます。

すなわち、今でも200床以下の病院は無視してスルーしている様です。

経費効率を考えると、中小病院は切り捨てられて当たり前というような考えから抜け切れていないのです。

そんな姿になっている医薬業界の実情を、今でも誰も反省しようとしないのです。

つい最近、私の友人でMRからの叩き上げで世界企業の副社長にまで上り詰めたK氏という友人がいみじくも言いました。(トップの社長は外人ですから、日本人社員として実質的なトップと言える立場にいます。)

『高野な! MRは今の2分の1もいれば十分だ、医薬メーカーも多すぎる!日本には今の五分の一、

100社もあれば十分だ!何人ものMRが医者を追っかけまわすものだから、医者も情報過多で、どの薬を使ったら良いのか分からなくなっている。

MRとのただれた関係と、医薬メーカーからの裏金で押さえつけられ言いなりになっている。

だから、この国は医療費が政府の年経費の40%を超える悲惨な姿になっているんだ! 』

 

次回は2026年2月15日号でお会いしましょう。

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