プレゼン最前線2022年11月15日号

            2022年11月15日

NPO 日本プレゼンテーション協会理事長

新刊;コミュニケーション365【豊臣秀吉の知恵袋(黒田如水)こと黒田官兵衛の「水五訓」から学ぶ人生論の❷】

 Kindle版300円 著者 高野文夫

NPO日本プレゼンテーション協会出版局推薦図書No.24

       

 

(この本の内容)

 皆様、この本の本体は100ページ少々ですから、そんなに大型の本ではありませんが、添付されているユーチューブや原点のブログを読まれれば、相当な量の読書及び視聴覚量になると思います。 

 私が「水五訓」を知ったのは、30代の頃、私の空手道の師匠のお一人、杉本文人先生から「水五訓を勉強してみなさい!」とお勧めがあったからです。

 そして「水五訓」との出会いは、私の人生に大きく影響してくれました。

 なぜなら、この関連本は、人生で色々な体験をして、自分を磨いて大きい人になれよ!って、呼びかけてくるのです。人生の応援歌のような物なのです。

 さて、17年以上、毎日書き続けている私のブログは日記のようなものですが、日々生き方や思いを赤裸々に書き綴った面があります。

 振り返ってそれを読む中で、多くの記事が、正に「水五訓」の五つの項に分類できる物が多く書き残されていることに気づいたのです。

 これは本にすれば面白いものが出来るだろうと思い立ちました。17年×365日分ですから膨大な文章量になります。

 当本「五訓シリーズの第一篇」だけでも一年分に満たないのです。

 そんな訳で、この第一篇に続いて、あと四編、合計五冊位の本にしても良いかなって思っています。

 原本の「水五訓」ではどのような事が書かれているか説明致します。

     「水五訓」

一.自ら活動して他を動かしむるは水なり

二.常に己の進路を求めて止まざるは水なり

三.障害にあい激しくその勢力を百倍し得るは水なり

四.自ら潔うして他の汚れを洗い清濁併せ容るるは水なり

五.洋々として大洋を充たし発しては蒸気となり雲となり雨となり雪と変じ霰(あられ)と化し凝(ぎょう)しては玲瓏(れいろう)たる鏡となりたえるも其(その)性を失はざるは水なり

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一は、水のように主体的に動けという教えです。自分が動くことで周囲を動かす。

ニは、「水は自ら止まらない」ということ。
道を求めて止まらない水の姿勢を自分の    生きざまに反映させようという事。

三は、水のエネルギーの性質を説いています。

 障害や抵抗にあうほどに力を増し、勢力を強める。諦めたりひるんだりしない。そうした水の性質から学ぼうというわけです。

四は、水は汚れを浄化する性質を持っている。
私たちも相手の汚れやけがれを浄化できる人間でありたい。

五は、水が温度や器の形によって次々と形を変え、役割を変えます。

 しかし、本質は何も変わっていない。私たちもそうした自然体の人生を送りたいものである。

  なるほど、すばらしい教えだと感心せざるを得ない。

 読者の皆様が、人生で行き詰ったり、どうしようもない状態に置かれた時この「水五訓」を読み返してみると、何らかの突破口が見つからないとも限らないのです。

 私の当本が、その切っ掛けになってくれればうれしい限りです。

 黒田官兵衛の本物の「水五訓」は、きっと皆様の人生苦境の時の道標として力になってくれるでしょうが、

 本物の「水五訓」に似た私の「水五訓」も、皆様が人生を歩んで行かれる中で、参考にして下さればありがたいと思っております。

どうかご笑読下されば嬉しい限りです。

 5つの教訓から成り立っているのが「水五訓」ですが、この5つの内容に似たものを纏(まと)めて、章立てしました。

 第一章は「率先垂範せよ」で、第五章は「常に自然の理(ことわり)にそって物事を考えよ」となっています。

 なお、この電子本はすべての項目で、私が喋っていますYou Tubeも添付しております。かつ動画で納得して頂ける面もあるでしょう。

 そして、章末に本物のBlogにも飛ぶようにハイパーリンクをしていますので、ご参考までにお読み頂ければ幸いです。

それでは次回は12月15日にお会いしましょう。  

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